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    • 2013.01.18 Friday
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    桶理論

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      JUGEMテーマ:経営


      こんにちは。ホテルオペレーションコンサルタントの飯島由加里です。

      まだ、この実践講座も始めたばかりですから、今回もホテル経営と運営に必要な要素についてお話しを続けさせてくださいね。 

      さて、今日はホテルのビジネス構造を形に表す『桶理論』をご紹介する事にします。

      私は簡単に「OK理論」と覚えています。

      皆さんは「なんだそれ?」という感じですよね?

      実は、【桶】はホテルの要素をイメージするのに大変に向いているのです。

      では恐れ入りますが、木の板を繋ぎ合わせた【桶】を思い浮かべてください。


      例えば、こんな感じです。⇒

      昔は、醤油や味噌・酒などもこれに入って店頭で売られていたそうですが、最近は殆ど見かけなくなりましたね。

      〔桶理論〕では、ホテルのビジネス構造を、《桶》に例えます。

      《桶》は元々、液体などを入れる容器なのですが、ホテルとして考える時には、お客様又は売上金の入れ物という事になります。

      そして、桶の〔底板〕の広さは、ホテルの規模を表します。

      ですから、その面積が大きければ、客室数が多いホテルということになり、反対に客室数の少ないホテルは、桶の〔底板〕が小さいと言う事になるのです。

      また、桶の周りにある〔立て板〕は、【立地】や【接客】【飲食】【設備】【清掃】などの様々な要素を表し、その長さは状態の適切度を示す事となるのです。

       

      簡単に言ってしまうと「良い要素の板」の長さは長く、反対に「あまり適切でない要素」の板は短いということになってしまうのです。

      もし、全然駄目だったら・・・とっても短くなると言う事です。

      この要素は其々のホテルによって多少異なるでしょうが、前に挙げた要素の他にも【意匠】【温度】【振動】【臭気】【照度】などが含まれる事もあるでしょう。

       

      外側から、この〔立て板〕をしっかりと抑えているのが竹などで出来た〔箍〕(たが)と言う丸い締め具です。

      〔箍〕は、〔立て板〕を締め上げ〔立て板〕の間に隙間が出来ないようにしています。

      この〔箍〕の締め方は、従業員の作業技術や士気の高さ等も表しています。

      最後になりましたが、下部には液体の〔注ぎ出し口〕が有り、ホテルで言えば経費の支払いに当たるでしょう。

       

      これで、ホテルの基本構造が樽の各部分に置き換えられました。ここからが肝心です。

      ホテルを営業するという事は、毎日お客様を入れることですから《樽》に上から液体を注ぎ入れる事に相当します。

      本来ならば液体に例えたお客様や売り上げは、一定期間が経過すると樽の上の方まで貯まり、やがては利益となって溢れるはずなのですが、何故か一向に貯まらないホテルもあります。

      その原因は、お客様(売り上げ)が『漏れている』(逃げている)からです。

       

      例えば、どれかの〔立て板〕が短いのかもしれません。

      もし他の〔立て板〕に比べて短い〔立て板〕が、桶の周囲に混じっていたらどうなる事でしょう。液体は、その一番短い板のある高さまでしか溜まらず、後はこぼれてしまいます。

      言い換えれば、他の〔立て板〕がいくら長くても無駄になってしまいますね。

       

      また〔立て板〕の長さが十分であったとしても、安心は出来ません。

      なぜなら、運営を表す〔箍〕が緩んでいたらどうなるでしょう。

      せっかく十分な長さを持つ〔立て板〕でも、その間に隙間が出来てしまっていては液体を貯めておく事は出来ませんから、お客様も売り上げも板の間から漏れてしまいます。

      ですから、従業員の指揮監督が緩んでいないかについても十分な注意が必要でしょう。

      ですが、強く締めすぎてもいけません。板が割れてしまうからです。

      これは、従業員が辞めてしまうことに当たるでしょう。

       

      そして、使っていない客室やせっかく清掃が済んでいるのに売らない部屋などがあれば、ホテルの規模を減らす事になり〔底板〕が狭くなってしまいます。

      他にも注意するべきところに下部についている〔注ぎ出し口〕があります。

      ここは経費の支払いに当たると申し上げましたが、この〔注ぎ出し口〕が緩んでいないか、無駄な経費が漏れていないかを、点検する必要があります。

      いくら稼いでも、漏れていたのでは売り上げは溜まりませんよね。

       

      でも、問題はそれだけではないのです。

      一度漏らして逃げてしまわれたお客様は、再度ご来店くださることは殆どありません。

      ですから、一度も漏らさない様にしなければなりません。

      そうしておかないと、段々と入ってくる液体(お客様)の総量が減って来てしまい『儲からないホテル』になってしまいます。

       

      私がコンサルをしているホテルさんは、これらを修正したのでご依頼当初から比較するとなんと売上が30%増しにまでに回復してきています。予想では、夏には53%増しまで行くと見込んでコンサルさせていただいております。

      皆さんも頑張ってくださいね。

       

      本日も最後まで、お付き合いいただきまして本当にありがとうございました。

      お相手は、ホテルオペレーションコンサルタントの飯島由加里でした。

      飯島由加里へのご質問・ご依頼等のmailは、こちらへinfo-web@teidan.co.jp (飯島宛)まで


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