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    • 2013.01.18 Friday
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    コンセプトの決め方

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      JUGEMテーマ:経営 

      みなさんこんにちは。

      レジャーホテルオペレーションコンサルタントの飯島由加里です。

      多くのホテルオーナー様には、初めてお会いする事になるでしょう。

      これから、どうぞよろしくお願いいたします。

       

      このブログでは、レジャーホテルとは旅館営業許可だけを受けている、いわゆる「新法ホテル」も店舗型性風俗特殊営業第4号の「ラブホテル」も含んで【ホテル】と表現させていただきますので、よろしくお願いします。

       

      また、今回は初回なので、少し長くなりますが、どうぞ最後までお付き合いを、お願いいたします。

       

      まず、私が考える【コンサルタント】についてお話させてください。

      私は、十数年間ホテル業界の現場で支配人などを務め、ここ数年間はオペレーションコンサルタントとしての活動をして参りました。

      その中で、この職業には常に悩ましい問題が付いて回っていると感じています。

      それは、我々コンサルタントとは、依頼者〔クライアント様〕からの申し出を受けて、クライアントの施設や運営、営業の状態が適正であるか否かを判断し、適正化に向けた助言活動を行うのが職務なのですが、ここで問題となるのは、適正でない部分についてご指摘申し上げてもお聞き届けいただけないケースが多いということです。

      言ってみれば健康診断と治療を同時に行うドクターが《診断して病気を見つけ、薬を出したが飲んで貰えず、治療に応じて貰えない》と言う事と同じ現象です。

      これでは、病気が快癒する事は望めませんし、ホテルの業績が回復する事もありません。

       

      確かにコンサルタント料金をお支払いいただいているクライアント様であるホテルオーナー様が聞きたくないだろう諸問題や欠陥箇所をご指摘申し上げるには、多少気が引ける部分があるのですが、ここはクライアント様の為に“仕事と割り切って”はっきりと申し上げるようにしています。

       

      それは、先日露見し逮捕者まで出したオリンパスの事例とよく似ています。

      当時の監査法人が「この部分は粉飾決算に当たり違法です」と指摘したら、オリンパス首脳陣は彼らを解任してしまいました。

       

      どうか、このブログを読まれましたホテルオーナー様は「こんなのウチには関係ないや」と思われる事なく「もしかしたら、自分の所にも当てはまるかもしれない」とお考えになって、十分に自己検証される事をお勧めいたします。

       

      コンセプトについて

      今回は初回にあたりますので細かい運営テクニックや作業のコツをお話しする前に、最もホテル営業に大きな影響を与える【コンセプト】について解説しておくことにします。

      ホテルに限らず全ての産業には【コンセプト】が重要なので、しっかりと設定しておくことが大切です。

      とは言っても、単なる《デザインの方向性》のことではありません。

      《市場と企業の商品の関係を決めていく作業》と申し上げた方が解り易いかもしれません。

      このように申し上げると「それってマーケティングじゃないの?」との疑問もお持ちになる方もおいでになるでしょう。

      はい、その通りです!

      【コンセプト】とは【マーケティング】によって導き出された【分析結果に基づいた行動指針】とお考えいただければよいと思います。

       

      簡単に言えば《市場の状況を判断した上で》&《どんなホテルをやっていくのか?》と言う事をちゃんと決めておきましょう、ということです。

      例えば、お客様の年齢層や所得層、休憩と宿泊の関係、料金の設定基準、経営の将来像、

      従業員教育の方針、施設管理の方向性、事業コンプライアンス向上への取り組み、施設周辺環境との関係、社会訴求力の保持、コンセプト見直しの条件、収支計画などその範囲は多岐にわたります。

      これって、とっても面倒な作業の様に聞こえますよね。

      でも、実はやってみると以外に簡単ですし、楽しい作業なのです。

      何故なら、この作業は将来を想像していく《夢見る事》に他ならないのです。

      どうぞ楽しみながら「これから、どんなホテルにしてやろう」と企んで下さい。

      そして、忘れてしまわないように一つ一つを記録しておいてください。

       

      「今まで長年やってきたけれど、そんなものは決めてないよ」と言う方もおいでになるかもしれませんが、それは「頭の中には有るけど・・・記録として保存されていない」と言う事なのでしょう。

      この機会に、項目別に記録されると今後の経営判断が非常に楽になりますので、

      是非、チャレンジしてみてください。

       

      もちろんこれから、社会の変化によって料金や販売方法も変化していく事でしょうし、

      施設の老朽化で改装する事もあるかもしれませんが、その時はそれまでの【コンセプト】は当然変更する事になるでしょう。

      しかし、それまではこの【コンセプト】が運営作業の行動指針となって貴方を支えてくれることは間違いの無い事実です。

       

      この【コンセプト】がしっかりしていれば、日々の営業が利益をもたらすばかりではなく、無駄な出費や作業を未然に防いでくれますし、何かを変更したり改造したりする時にも

      作業方向の迷いを消し去ってくれますので、行動自体も早く的確なものとなることでしょう。

       

      コンセプトの決め方について

      では、実際にコンセプトを設定する時の留意点ですが、二つあります。

      ひとつは、市場の理解です。

      簡単に言えば「お客様は、何を望んでいるのだろう?」と考えて心を砕く事です。

      ただし、近隣の同業者がやっている事をそのまま真似するのは避けるべきです。

      多分そのホテルには独自の問題点があり、そのために仕方がなくやっているのです。

      それを真似してしまうと、そのホテルのハンディキャップを、一緒になって背負込む事になりかねません。

      二つ目は、独自性の追求です。

      こちらも簡単に表現するとすれば「自分は、どの方向に行きたいか?」と考える事です。

      ただし、やはりこちらにも注意するべきことがあります。

      それは、身勝手にならないことです。

      我侭勝手な希望では、お客様の気持ちはつかめません。

      一つ目の「市場の理解」を踏まえて「独自性の追及」を進めていく必要があるのです。

      つまりは、「市場の声と自分のやりたいことの折り合いをつけて、コンセプトを決めていく必要がある」と申し上げているのです。

      そうして、ターゲット客層やプライス、更にセールスポイントやメンテナンスレベルも決めていくと良いでしょう。

      ちょっと長くなってしまいましたが、如何でしたか?

       

      ある私の尊敬する人から【速さも品質である】と教わりました。

      また「無いのと有るのでは大違いだが、良いと悪いはそれほど違わない」とも教わりました。まずは迅速に行動し、問題が有れば後から修正していけば良いとの教えです。

      私は、常に心がけ行動するようにしています。

      皆さんも是非、お試し下さいね。

       

      レジャーホテルオペレーションコンサルタントの飯島由加里でした。


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