スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    • 2013.01.18 Friday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    ・・・2013年の運営は、基本から・・・・・

    0
        ちょっと遅くなりましたが「明けましておめでとうございます」。

       

      年末から新年お正月も全国的に天候に恵まれ、ホテル業界は快調な滑り出しといった感じですね。

      暮れの選挙で自民党が歴史的な快勝をうけて、民主党政権時代とは打って変わって、株は上がるは、円高は治まるは、次々と緊急経済対策が打ち出され、公共事業にも大型の補正予算が組まれました。

      金融政策も大きく緩和されて、なんだか好景気の予感がするこのごろですね。

      きっと、春が過ぎるころには何らかの効果も出てくるのかもしれません。

       

      でも、この景気対策は大幅な国債発行の増額と言う借金に頼るものであることは否めませんし、財源として消費税や所得税の増税が待構えている事も忘れられませんね。

      なので、円安になって輸出産業が息を吹き返し、公共事業や復興支援事業が増えて建築業界が潤ったとしても、一般庶民の懐が暖かくなるにはまだまだ時間がかかるでしょうね。

       

      ですから、我々のホテル業界に落ちて来る売上がドンと増えるのは、まだまだ先だと考えるべきでしょう。

      と言うことは、今までの低成長不景気社会にあって、本来するべき意匠の更新、設備の修理修繕、時代に合ったサービスの提供などを怠ってきたホテルにも、お客様が戻ってくるのはずっと先と言うことにもなります。

      でも、それまでじっと待っていると言うわけにも行きません。

      そろそろ、春の兆しが見えてきた今だからこそ、出来る範囲でお客様を呼び戻す努力を始めるべきなのです。

      ただ、前回も書きましたが、いつの時代も過剰投資は良い結果を生みません。ここで、勘違いして欲しくないのですが、【投資(改装)をするな】という話では全くありません。

      【適切な範囲の投資をお勧めします。】ということです。

       

      では、どの程度なら良いのでしょう。

      また、どこにお金を掛けるべきなのでしょう。

      「生きた投資」とはどんなことを指すのでしょう。

      今回はこんなことをお話していきます。

      最初に「投資の限度額」から考えましょう。

      簡単に言えば「いくらまでなら、安心してお金を掛けられるか?」ってことです。

      この金額は「コレだけ掛ければ大丈夫」と言う金額ではありません。

      「最初に掛けるのは、このぐらいにとどめましょう」と言う金額です。

      言うなれば、コレだけ掛けて様子を見ましょうと言うことです。

      ですから、資金回収期間はそれほど長く設定できません。

      良いところ3年程度と考えるのが妥当でしょう。

      そして、計算方法は単純です。

      この改善でいくら売上を上げられるかを想像してください。

      例えば「1室月間10万円UP」と計画したとします。

      仮に25室のホテルなら、想定される売り上げ増加金額は3年間で

      10万円×25室×3年×12ヶ月=9000万円です。・・・・が

      コレを全部改善費用にしては、儲けが無くなりますので、このうちの3分の2程度を

      改装投資限度金額と考えることが出来るでしょう。

      この場合は6000万円です。

       

      では、どこに掛けるべきでしょうか?

      色々なホテルがありますので、一概に「ここ」と言うわけには行きませんが、一般的なケースとして、全体的にリフレッシュする場合の資金投下配分としては・・・・

      投下資金の10%を外部(看板や塀、外装、駐車場など)の弱点に、10%を設備関連(給湯・冷暖房・会計機器・調理機器・映像放送機器など)の弱点に、10%を共有部(ロビー・待合室・廊下など)の弱点に、そして残りの65%を客室(ベッド・浴室・照明・内装・冷暖房・TV・冷蔵庫など)の弱点に、最後の5%は宣伝広告費に使いましょう。

      先ほどのケースですと、外装部分に600万円。設備関連に600万円、共有部にも600万円、客室設備改善には3900万円、宣伝広告費用には300万円を振り分けることになります。

      このケースですと、客室は25ルームでしたから1ルーム当たりの改装費用は156万円です。ちょっと少ないと思われるでしょうが、最初に言いましたように「コレだけ掛けて様子を見ましょう」と言う金額なのです。

      でも、これだけあれば、バスタブを交換してマットレスを交換して壁紙を張り替えて、冷蔵庫を交換して、照明器具も一新して・・・相当なことは出来てしまいます。

       

      最後に、「生きた投資」とはどんなことを指すのかを考えておきましょう。

      結論から言えば「生きた投資」とは「お金を生み出す」と共に「未来を照らす」お金と言えるでしょう。

      そして、投資には必ず「リスク」が付いて回ります。

      この「リスク」を可能な限り避けることも「生きる投資」の条件でもあると思います。

      今回の例では、増加想定売上の3年分の3分の2だけを先行して投資します。

      言い換えれば、増加想定売上が3分の2になっても返済には事欠きません。

      期間を3年と想定しましたが、コレを5年と変更すれば更に5分の3でも問題は発生しません。

      先ほどの例に沿って具体的に言えば、増加想定売上10万円が23×356154万円になっても返済に問題が生じないと言うことです。

      避けられない「リスク」はこの程度に抑えておきたいものです。

       

      この様な「控えめな先行投資」は、想像よりも大きな効果をもたらすことが多いのです。

      改装でガラッと意匠効果が生まれ変わるばかりではありません。

      視認効果も一新し集客力も向上するでしょうし、音響や照明の改良でお客様の満足度も向上します。

      マットレスが変われば寝心地がよくなりますし、お風呂がきれいになると気持ちがいいものです。

      そして何よりも、臭いが変わります。

      毎日通っているホテル関係者にとっては慣れてしまっているホテルの匂いですが、お客様は敏感に古さを感じ取るのです。

       

      そして、この程度の改装をすれば料金体制も是非変えたいところですね。

      この作業も大変、高度な作業ですね。

      お客様に好かれるか! 嫌われるか! の分かれ道でしょう。

       

      さて、弊社のクライアント様は大変絶好調です。

      皆さん毎回の指導を楽しみにしていらっしゃいます。

      そんなクライアント様ですが、実は当初はとても不安があったようです。

      今まで、一生懸命自分達で色々とやられてきて、売上が上がらず逆に下がってしまったのですから無理はありませんよね。

      『最初は、ごめんなさい。こんな事して売上が上がるなんて思っていませんでした。でも、本当にこんなに上がるなんてビックリしました。ありがとう』とおっしゃっていただきました。

      クライアント様に『ありがとう』と言われ喜んでいただけるなんて、仕事をしていてとても素敵な事ですね。感謝です。

       

      最後まで、お読み戴きありがとうございました。

      ホテルコンサルタントの飯島由加里でした。

       

       


      改装すると儲かるって本当???

      0
         JUGEMテーマ:経営

        こんにちは、皆さんお元気ですか?

        皆さんの【ホテル】も元気ですか?

        ホテルは、具合が悪くても、それを訴えられないので日々様子を見てあげてくださいね。

        よく見て、耳も澄まして、臭いにも気を配れば、【ホテル】の調子を感じることが出来るはずです。

        【ホテル】は、皆さんの愛情に、必ず応えてくれますよ。

         

        先日、あるホテル様へ《改装提案》があったそうです。

        そのオーナー様は「借り入れして改装するべきか?それとも・・・」と悩んだようです。同じような悩みを持つオーナー様に是非とも読んでいただきたいのが本日の内容です。

         

        例を挙げながら解説していきますね。

         

        例えば、25室のホテルを2億円で改装する事にします。


        さて、この計画で改装してお客様が倍増すれば、儲かると思われますか? 何にどの位【資金】をかけるかは、この際、考えずに全体的な部分で見てみましょう。

        この工事資金は借り入れで賄うとしていますが、計算上は金利もない事にします。ただし、返済期間は5年と仮定します。(長くてもそんなところでしょう)

         

        ざっくりと2億円を5年で返すとなれば、元金返済で・・・

        月々の返済は200,000,000円÷5年÷12ヶ月=3,333,333340万円です。
        25
        室でこれらを返済するのですから、

        1室の負担額は340万円÷25室=13.6万円です。
        つまり、これから5年間は、1室当たり毎月14万円近い
        売上げが返済金になります。

        仮に、このホテルの現状売上げが1室30万円だったとすると、改装によって50%の増収が見込まれるとしても・・・増収額は15万円ですから、その殆どが、返済で消えてしまいます。

        そして、この場合の計算で注目すべきは、
        5年間ずーっと、改装によってもたらされた売上げ増収が継続するという前提で話を進めている点と、金利も担保設定費用も経費の増加も無視しているという事です。

        売上げが50%も増加したら、当然経費も上がりますよね。
        貴方は改装による≪増収神通力≫が5年間変わらずに継続すると思いますか?
        常識的に考えて、5年も経過したら内装も家具も設備も傷みますよね。


        もし、最初の1年半は売上げが倍増して、次の1年半は5割り増しになり、最後の2年間は、元に戻ってしまったらどうなるでしょう。

        最初1年半の増収金額は
        30
        万円×100%×25室×18ヶ月=1億3,500万円
        次の1年半の増収金額は
        30
        万円×50%×25室×18ヶ月=6,750万円
        つまり合計は、・・ちょうど2億円です。

        返済元金と同額です。つまり一銭も儲からなかった事になります。もちろんコレも、経費の増加も金利もなしで計算しています。もちろん、設計デザイン費用も含まれて居ません。
        それと、工事期間中の減益も無視しています。

        このホテルは、1室30万円の売上げで25室あったのですから、1ヶ月当たり750万円の売上げがあったのですが、それも失っています。2億円かける全面リニューアルですから、1ヶ月では終わらないでしょう。
        ですが、失ったのはそればかりでは有りません。
        改装工事で休業している間に、今まで来ていてくださったお客様は、ぜんぶ、他のホテルに散ってしまっています。このお客様が全員戻ってきてくれると断言出来ますか? そして、本当に改装前の倍のお客様が来てくれるのでしょうか?

        <金利や経費増加、更には休業中の減益、顧客喪失という財産消失>


        これらを、考慮したら・・・そう簡単には、全面改装なんて踏み切れませんよね。もし全面改装するなら、売上げが倍増するくらいでは・・・赤字?
        ですから、本当に改装しなければいけない時期なのか、冷静に判断してくださいね。
        踏み切る前に、専門家に相談しましょう。
        もしかすると、改装なしでも売上げが上げられるかもしれませんよ。

         

        因みに、弊社へ資金調達相談に来られたあるオーナー様ですが、ホテルを現地調査させていただき、判断させていただいた結果、資金調達して改装するのは止めて、弊社のプロデュースによって改革を進めていますが、まだ3ヶ月足らずだと言うのに売上は日々上昇しているそうです。(このブログもお読み戴いているそうなので、きっと『そうそう』と頷いている事と思います)


        収益改善範囲の調査は、無料で承っていますので是非、お気軽にお問い合わせくださいね。

        最後までお読み戴きましてありがとうございました。ホテルコンサルタントの飯島由加里でした。


        値下げが怖いわけとは?

        0
           JUGEMテーマ:経営

          こんにちは、ホテルコンサルタントの飯島由加里です。

           

          7月・8月の売上は皆さんいかがでしたか?

          先日のテイダンさんの編集部の報告によりますと、概ね「良かった」という結果のようでしたので、業界人としては、嬉しいですね。

          私がご契約させて頂いているホテル様は、全部のホテル様が絶好調という結果でした。

          オーナー様達にも、大変お喜び戴いております。

           

          景気が悪いからと、この数年、多くの業界・業態で【値下げ】競争を進めていますね。

          本当にそれで良いのでしょうか? 経営も成り立っているのでしょうか?

          景気が悪いから安物しか売れないと言っている中で、先日都内の大きなホテルで『50名最低料金800万円から』というウェディングが発売されました。予約が殺到しているようです。

          ラブホテル業界も価格競争が激しいですね。

          どんどん値下げ・無料サービスが増加している気がします。

          本当にそれは、正しいのでしょうか?

          ちょっと判断材料にできる物を今日は、ご紹介しておきますね。

          ご自分のホテルと対比しながら、参考にしていただければ、幸いです。

           

          リーマンショック以降は、どこのホテル街に行っても「値下げしました」「ショートタイム始めました」「メンバー特別価格導入」等々の表示が目に付く様になりました。

          中には、はっきりと「値下げしました」と表示するところも出始めましたね。

          女性の心情としては、安いホテルに連れて行かれる程惨めな事はないのですが・・・。

          男性がホテルで選択パネルを押す瞬間、女性は必ず押したボタンの客室料金を確認し『私の今日の価値は○○円何だわ』と思う人も少なくないと思いますよ。

          だからって、『どこがいい?』なんて聞かないであげてくださいね。お財布の心配をして『どこでもいい』と答える女性が大半である事は、心に留めておいてくださいね。

           

          さて話は逸れましたが、消費単価を安く抑えて、集客を図ろうとするホテル経営者の痛ましい姿が見て取れます。

          しかし、値下げや低単価商品の開発が、本当に、ホテル経営に通用するのでしょうか?

          牛丼チェーンやハンバーガーチェーンの手法が通用するでしょうか?

           

          ハンバーガーショップを例にとってお話しましょう。

          家賃は月に100万円、人件費も月に100万円、材料費も100万円とし、112時間営業とします。

          そして、この店では、1ヵ月に1300円のハンバーガーを1万個販売しているとします。

          月に1万個と言う事は、1日に約330個のペースですが、営業時間は12時間ですから1時間に換算すると30個以下で2分に1個という計算になります。しかし、一人のお客さまが、2個や3個買っていく事が殆どですので生産力や販売力に問題はありません。

          ただし、当然、売上高は月額300万円(300円×1万個)ですから、家賃100万円と人件費100万円プラス材料費100万円を支払うと、収支は0円で儲かっていない店という事が理解できるでしょう。

           

          そこで店主は「≪値下げ≫で人気を得て、儲けたい」と考え、ハンバーガー価格を1200円に大幅値下げしたとします。*値下げ幅は100円ですから、なんと33%の大幅値下げになります。

          店主の販売計画は≪値下げで、現状の販売量を倍増させる≫としました。

           

          先ず経費の面ですが、家賃は変わらないですから100万円のまま、従業員も増員しないので100万円のままです。*本当に、人員を増やさないで二倍の個数を作り売るのは大変です。

          材料費は1個当り100円と従来と変わらないのですが、計画では倍の2万個を作るわけですから200万円になります。

          したがって、経費は、家賃100万円+人件費100万円+材料費200万円(1100円×2万個)=400万円。売上も200円×2万個の400万円ですから、収支は代わらない事になります。

          つまり、倍売っても儲からないという事です。

           

          簡単に言えば3割値下げしたら、最低でも倍の集客(販売量)が必要だという事です。

          さて、ホテルで3割値下げしたら、倍の集客は出来るのでしょうか?

          まして労働集約型ですから、人件費を増やさずに倍の集客に対応できるでしょうか?

          それより何より、倍の数もお客様に利用いただける客室が用意できるでしょうか?

          少し考えれば、ハンバーガーショップとホテルが違う事が判るはずです。

          ホテルでも、家賃同様に借入金の返済がありますし、人件費は25%程度(経営者別で)かかるでしょう。

          一般的に、レジャーホテル・ラブホテルの1組当たりの経費はリネン代金・人件費・光熱費などで2000円くらいはかかると思って良いでしょう。

          つまり、販売量に限界のあるホテルは、値下げでの収支改善には向かない業種なのです。

           

          特に外食産業界の常識は、ホテル業の常識には当てはまりません。

          もちろんホームセンターの経営理論も、IT産業も当てはまらないのです。

          満室になったら、それ以上は幾らお客様が来られても売上にはならないし、お部屋を宅急便で送ったりも出来ませんし、お客様もインターネットでお部屋を≪お取り寄せ≫することも出来ないわけです。

          第一に、商品(客室)の在庫が出来ないですし、生産調整も出来ない、もちろん売れ残りを後日に特価販売する事はできませんよね。

           

          どうぞ、業種・業態の特性を理解したうえでの“安売り”を考えてほしいものです。

           

          そろそろ、残暑も和らいできたようです。朝夕の空気に秋の香りがします。

          さあ、“安売り”などに負けずに、お客様のために頑張りましょう。

           

          ホテルコンサルタントの飯島由加里でした。


          選択肢と選択

          0
            JUGEMテーマ:経営

            こんにちは。

            暑さが続き、体調を崩したりしていませんか? 十分ご注意くださいね。

            私は、ご契約先のオーナー様と毎週ビール三昧です。

            ダイエットしようとしているのに、体重が・・・。でも、オーナー様とホテルの話やプライベートな話をしながら飲むビールは、とても美味しく、楽しい時間です。

             

            anan(no.1819、8月1522日号)SEX特集を読んだのですが、内容は疑問だらけでした。こんなので良いのでしょうか?

             

            さて、本日は【選択肢と選択】についてお話いたします。

             

            選択肢を選択する必要?

            “選択肢”と“選択する”は混同しがちですが、この二つは分けて考えていきましょう。

            つまり、“選択肢”は名詞ですが、“選択する”は動詞であり判断するという作業です。

             

            さて、選択肢は多いほうが良いでしょうか? それとも少ないほうが良いのでしょうか?

            レストランや居酒屋のメニューや、洋服や靴を買うときも同じです。

            たくさんの献立や色や形があったほうが良いですか? 普通は、たくさんあったほうが良い、そう考えますよね。

            しかし、「ある一定の量を超える選択肢を用意すると、人は選べなくなってしまう」って事をご存知ですか?

            色だけが違って値段が同じなら、選びやすいでしょう。でも、色や形や性能が違ううえに値段も違うとしたら、どうですか?

            そうなると、どれを選ぶべきかを判断する要素(判断材料)が多すぎて人間の処理能力を超えてしまい、「なんだか面倒だ」と感じてしまいます。この感情は、苦痛に分類されるのです。

             

            選ぶ楽しみが高じてしまうと、苦痛に変わるということです。

            まして、判断するのに使える時間がほんのわずかだとしたら、きっとイライラしてしまうでしょう。

            そんなお店には、お客様は行きたがりません。

             

            そこで、「多すぎる選択肢を判断可能な数にまで絞り込む」ことが必要となります。

            この作業を選択と呼び、お店がしておくべきことなのです。

            そして絞られた選択肢の中から、最終的にひとつを選ぶのはお客様なのです。

             

            ラブホテルの場合には、どんなケースが考えられるでしょう。

             

            一番多いのが、料金体系の複雑さによる問題です。

            例えば、客室の広さや設備の差によって価格ランクを5種類にしたとします。

            また、曜日によって、平日、金曜、土曜、日曜、祝日の料金や利用時間を変えたとします。

            休憩にもサービスタイムランクが3種類あり、宿泊にも深夜入室などもあると仮定します。

            そうすると、5ランク×5種類の曜日×(休憩3種+宿泊2種)=5×5×5=125種類の

            料金が存在することになります。

            この条件以外にも、延長料金もお部屋の料金ランクによって違うでしょうし、深夜チェックイン特典とかご予約料金などがあるといっそう複雑なりますよね。

            これを看板やホームページで判りやすく表現するのは難しいですし、お客様が理解するのは困難だと言えるでしょう。

             

            このような状態はお客様を遠ざける効果を生んでしまうので、避けたほうが良いでしょう。

            だから、ホテル側は料金設定をできうる限り単純化することが求められるのです。

             

            私が担当しているクライアント様の場合も、5段階あった料金ランクを3段階にして、曜日や休日の区別をなくしました。

            つまり、平日でも土曜日でも料金は変わらないのです。

            また、すべての時間帯でサービスタイムを廃止して終日休憩を設け、同時に宿泊も廃止しました。

            つまり、24時間いつでも休憩でも宿泊でも好きなように使うことができるようにしたのです。

            この改革で、細部の修繕はしたものの改装もせずに、売上げが60%以上も上昇し、今もその上昇傾向が続いています。

             

            また、別のクライアント様のホテルでは、多くの無料サービスが行われていました。

            ただし、何もかもいくらでも無料というわけではありません。

            いくつかの無料サービスメニューから、一つを選んで頂くシステムでした。

            これでは、「只だ!」と喜んだお客様をがっかりされるばかりか、選ぶ面倒臭さまで与えてしまいます。

            それに、「所詮は只だから」という気持ちが働くのでしょう。

            無料サービスのフードもドリンクも、貧弱な内容でした。

            せっかく選んだのに、運ばれてきたのを見て「なーんだ。こんなのか〜」と思われては、無料でサービスした意味がありません。

            以前も述べましたが、無料サービスにかかる経費は思いのほか大きいのです。

            企画・什器購入・発注・検品・保管・告知・調理・配膳・回収・洗浄と、その手間は膨大です。

             

            そこで、すべての無料メニューを廃止して、確かな内容の有料メニューに切り替えました。

            もちろん、選択肢は絞りました。

            クライアント様は、「無料サービスをやめたら、人気が落ちるのでは?」といった不安をお持ちでしたが、結果は大成功でした。

            無料サービスをしていたころと同じくらいの注文があるばかりか、お客様も増えてきました。

            メニュー献立数が減り、無料だったものが有料化されたのに、お客様は増えて収入も増えてくるのです。

            実は、この切替えをする前には、せっかく調理し配膳した料理が殆ど食べられていないということも少なくなかったのです。

            つまり、期待にお応えできなかったのですね。

            有料化の後は、もちろんそんな事は無くなりました。

            そのうえ、無料サービスのための仕入れが無くなり、結果として経費も大きく下がりました。

             

            経費を下げて売上が増加し増収できたので、経営上、大きなプラスとなりました。

            このホテルは20室に満たない規模でしたが、その増収分は、休憩100組分にもなりました。

             

            いかがですか? 選択肢を絞り、無駄の無いラインナップを作ることは、ホテル経営には欠かせないことです。ぜひ心に留めておいてください。

             

            ではまた。ホテルコンサルタントの飯島由加里でした。


            儲からないホテルの共通点

            0


              こんにちは!! お久しぶりです。

              暑くて外を歩くのもやっとですね。

               

              オーナー様に一言ご忠告です。

              売上が低迷し、【コンサルタント】又は【運営会社】に依頼しようか迷われた時に、多くの経営者の方々は社員さんに相談するようですが、それは正しい方法とはいえません。社員さんはあくまで経営者ではありません。

              ましてや、自分が管理責任者であるホテルの売上が悪化し、コンサルタントや運営会社を入れてしまうと、自分の立場がなくなりますので必ず反対されます。

              よくあるパターンは『色々業者に聞いてみましたが、あの会社のいい話聞きませんよ。騙されますから、社長気をつけてください。』などというのが多いようです。

              オーナー様からご依頼されて指導が開始されてからも、かなり抵抗される事が少なくありません。

              ちょっと思い当たる経営者様がおられましたら、冷静に判断してみてくださいね。

              反対する人間がいて、売上が上がらないからプロにお願いしようと考えた事を。そして、行動は早いほうが良い事を。手遅れになる前に・・・。

               

              さて本題に入りましょう。本日は儲からないホテルの共通点をお話します。

               

              貴方はホテル経営者又は店長(責任者)として、忙しいですか?
              もし「毎日毎日、てんてこ舞いだよ」ということでしたら、大問題です。

              まぁ、普通に考えてみれば・・・。

              儲からないホテル=お客様が少ない=ホテルの消耗も少ない=問題もおきにくいから経営者もヒマな筈です・・・。
              儲かるホテル=千客万来=従業員も多く、消耗も故障も増える=問題山積だから経営者も忙殺される筈ですよね。

              でも、事実は全くの逆です。
              儲かっているラブホテルの経営者は、優雅にゴルフに興じていたりするのですが、それとは逆に、儲からない駄目ホテルの経営者は、日夜問題の収集に追われているのですね。

              何故だと思われますか?

              実は、ここには重要な考え方に対する違いがあるのです。

              それは、対処作業の優先順位です。

              ホテルに限らず事業の現場では、絶えず何か問題が起きています。
              その問題に気が付くかどうかは、また別の次元です。
              でも、確実に問題は発生し続けます。
              事業現場とはそういうものなのです。
              もし、何も問題が起きないとしたら・・・発生している事に気が付かないか、事業の発展が停滞しているか後退しているからでしょうし、それは、立派な問題の発生です。

              事業現場で発生する問題の殆どは・・・
              重要な問題
              緊急な問題
              重要で緊急な問題
              重要でも緊急でも無い問題
              の4種類に分類されます。

              さて、そんな事業現場を預かる貴方は、どこから手をつけますか?
              きっと、
              の〔重要で緊急な問題〕が最初でしょうね。
              では次は?
              ここで差が出ます。
              もし貴方が、
              の〔緊急な問題〕を選んだとしたら・・・
              残念ですが、ホテルは儲からなくなるかもしれませんし、あなたは、いつまでも忙しく問題の対処に奔走する事になるでしょう。

              「何? 緊急なのだろう! すぐにやんなきゃ駄目じゃん!」と言われそうですね。
              確かに、それはそうなのですが、問題は【貴方がやるべきか?】です。
              の〔緊急な問題〕は、言い換えれば【緊急性は高いが、重要性は低いか無い問題】です。
              〔重要で無い問題〕とは、〔結果が重要で無い〕ということです。
              ですから、何も現場の指揮官がやる必要は無いのです。
              つまり、誰かに任せてやらせれば良いのです。
              従業員に出来る人間がいなければ、外部に依頼すればいいのです。
              それなのに、責任指揮官自らが重要で無い緊急課題の対処に廻ってしまうと、大変な事が起きてしまいます。

               

              それは・・・
              の〔重要な問題〕が後回しになることです。
              それでも、ちゃんとやればまだ良いのですが・・・得てして
              〔重要で緊急な問題〕と〔重要ではないが緊急の問題〕の処理を終えた頃には
              もう相当に時間が過ぎてしまっています。
              多分、すっかり疲れてしまっているかもしれません。
              〔緊急な問題〕を二つも処理したのですから、満足感にもひたっているかも知れません。
              もう、そろそろ帰宅する時間です。
              まぁ、〔重要な問題〕とは言っても〔緊急性は低い〕ので慌てる必要はありませんよね。
              って言う事で、この〔重要な問題〕は明日処理する事になります。

              でも、忘れていませんか?

              事業現場では、常に問題は起きるものです。
              そう毎日ではないかもしれませんが、必ず問題は起きてきます。

              翌日に処理しようと思っていた〔緊急ではないが重要な問題〕を処理しようとしても、翌日には、新たな〔緊急で重要な問題〕や〔緊急な問題〕が起きるのです。
              そうすると、貴方は昨日と同じように〔緊急で重要な問題〕から処理を始めます。
              そして・・・昨日の〔重要な問題〕は、又も明日に回されていきます。

              そんな経験はありませんか?

              大問題と申し上げたのは、この先の事です。
              あの、処理してもらえなかった〔重要だが緊急では無い問題〕が、時間の経過と共に変化するのです。

              何になると思います?

              あの時点では、問題が表面するまでに時間的余裕があったから、緊急性は低かったのですが・・・
              もはや、その時間的余裕は消費されてしまったのです。
              つまり、あの〔重要だが緊急では無い問題〕は〔重要で緊急な問題〕に変化して、明日あたり、事業現場に浮上してくるのです。

              そして、貴方は浮上してきた〔重要で緊急な問題〕の対応に追われるのです。
              そうするうちに、またもや貴方は〔重要だが緊急では無い問題〕の処理時間を失い、また、明日に回すのです。

              この対応処理を延期された〔重要だが緊急では無い問題〕は、やがてその時間的余裕を使い果たして〔重要で緊急な問題〕に生まれ変わり、いつか事業現場に浮上してきます。

              そしてこの悪い循環が習慣化していきます。
              そうなると事業現場には、毎日浮上してくる〔重要で緊急な問題〕を対処する事しか出来なくなり、〔重要な問題〕をいつも先送りする風潮が根付きます。

              そしていつしか、ホテルはお客様の評価を落としてしまいヒマになるのですが、経営者は忙しいままで、問題の対応処理に追われているので新たな改善策を考えたり、具現化する事も出来ません。

              これでは、ホテルは潰れてしまいます。

              では、どうするべきなのか!

              最初に着手するべきなのは、もちろん〔重要で緊急な問題〕ですが、次に行なうべきは、〔重要でなく緊急な問題〕を誰かに任せ、〔緊急ではないが重要な問題〕の対処を優先するのです。

              ただし、スタッフに任せた作業の結果を確認しましょう。

              要は〔重要な問題〕の処理を先に延ばさないことが重要なのです。

              このことが習慣化されると、事業現場に浮上してくる〔重要で緊急な問題〕は激減し、いつも〔重要で緊急で無い問題〕処理が出来るようになり、やがては、その問題もめっきりと発生頻度は少なくなってきます。

              そう言うホテルは、お客様も順調に増加して〔儲かっているホテル〕になりますし、そこの店長や指揮官たる経営者は、優雅に時間を楽しむことが出来るようになるのです。

              弊社でコンサルタントをお引き受けして、このように処理システムを調整すると、早ければ1年、遅くても2年以内に問題発生率がガクンと落ちてきます。
              なぜ、それほど時間が掛かるかといえば、重要な問題が溜まりに溜まっているからですが、それも、我々スペシャリストがドンドンと処理していくからです。

              皆さんも、問題の対応処理の優先順位には、くれぐれもご注意下さい。
              もし「もう、自分達では収拾がつかない」と思われたら、どうぞご相談下さい。

              何かのヒントを示して差し上げられると思います。


              只は高い

              0
                JUGEMテーマ:経営

                こんにちは!!

                今回は、「只は高い」。
                無料配布を計画する時に、物品単価だけを考えてはいけないの意をお伝え致します。

                最近、多くのラブホテルで「無料ランチやっています」とか「ウエルカムドリンク進呈中」「素敵なコスメが当たります」、中には「ラッキールームにTOKYOディズニーランド入場券をペアで」なんていうのまで、見かけます。

                そこまでではなくても、「すっきり足裏シート」や「プルプルマスク」などを無料で配っているホテルは多いでしょう。

                正直言って、何かを配ってお客様が増えて利益になると言うことは、
                あ・り・ま・せ・ん!

                お客様も只で、何かがもらえるのはうれしいでしょう。
                だからと言って、それがもらえるからと言う理由でホテルに来る人は、多分、ほとんどいないでしょう(業者さんごめんね)。

                それが証拠に、忙しく儲かっているラブホテルでは、そんな無料配布なんて、やってませんよね。

                さて、今回は「無料配布は営業にならない」と言うことではなくて、それどころか「思ったよりも経費がかかっている」と言うことを申し上げたいのです。

                結果からズバリ言うと「ランチにしてもドリンクにしても、無料配布には、企画・検討・発注・検品・保管・移送・配布・破棄・管理などの見えない経費がかかっている」んですよ。

                まさか、経費と言うと、材料費だけだと思っている方はいませんか?

                「何を配ろうか?」「何が効果的かな?」と考えることは企画です。
                この企画作業にだって、経費はかかります。
                上記の事を考えている時間は、他の事は出来ません。
                さっきも言いましたが、何かを配っても増客や増収には繋がりませんので、何を考えても、無駄な事なのです。
                その無駄なことに時間を使っているので、人件費の浪費です。
                そんなことに使う時間があるなら、もっと大事なことをしましょう。

                それだけではありません。
                無料で配るランチを作るのにも人件費がかかります。
                材料をしまっておく冷蔵庫にも電気代がかかります。
                材料を注文するにしても人件費と通信費がかかります。
                材料が届けば検品や受け取る作業が必要です。
                もちろん下ごしらえするにも光熱費も手間も人件費もかかります。

                お皿や茶碗も買わなければなりませんし、しまっておく場所も管理する作業も必要です。

                まだまだありますよ。
                注文されて、作るだけではありませんよね。
                お客様に届ける作業があります。
                だれも、只で親切に届けてくれるわけではありません。
                時給を払っているんです。

                作るだけでもごみは出ます。
                食べ終わってもごみが出ます。
                食べ終わった食器は洗わなければなりません。
                ここでも洗剤や水道光熱費が人件費とともにかかります。

                この手間が無ければ、楽な職場かもしれませんが、無料のランチやドリンクを届ける作業が忙しければ、その分の時給が欲しいのは当然です。

                忘れていましたが、これらの無料配布を行うときには、告知もしてますよね。
                POP
                を作るホテルもあるでしょうし、twitterで、声を大につぶやく?ホテルもあるでしょう。
                それもコレも、材料費や人件費がかかってるんです。

                もし、オーナーがやってるんだとしても、やはり同じことです。

                他の大事なことをする時間や体力を消耗するからです。
                調理していると、お客様からの電話に出るのが遅くなるかもしれません。

                もう少し付け足すと、
                無料ランチをやってると、有料の献立が出なくなるのです。
                只で配って大金を無駄にするだけではありません。
                【稼ぎ】まで削ってしまうのです。
                無料ドリンクがあれば、お金を出してまで「お茶」は飲みませんよね。

                コレを読んでも、まだ「無料ランチにウエルカムドリンク、進呈します」か?
                「すっきり足裏シート」や「プルプルマスク」を配りますか?

                はっきりいえる事は「売上げに貢献しない、いかなる作業もしてはいけない」ということです。

                只だと思っていると、大変ですよ。

                客室料金も下げ、無料サービスをしたら、ホテルの儲けはどうやって入るのでしょうか?

                さあ皆さん、少し見直してみてはいかがでしょうか?

                 

                ホテルコンサルタントの飯島由加里でした。


                「集客の為の最低条件・・の前に」

                0
                    

                  こんにちは ホテルコンサルタントの飯島由加里です。

                   

                  やっと咲いた桜もあっという間に見かけなくなってしまいましたね。

                  とても儚い。

                  だからこそ、大多数の人が桜を心待ちにしているのでしょうね。

                   

                  さて、今回はテイダン湯本社長から《集客の為の最低条件》という題材を戴いたのでこちらをテーマにブログろうと思いましたが・・・。

                  でも、ちょっと待ってください。集客をする前にするべき事がありますのでこちらから手を付ける事が重要ですので、ご案内致しましょう。

                   

                  一つ目は、「出しっぱなしの道具やゴミが無いか」の確認をしましょう。

                  私が今までにコンサルをさせていただいたホテルで、頻繁に注意してきた事の多くはホテル敷地内に入ると見える、片付けられていないごみの山や道具等です。

                  心当たり無いですか? ホースや道具・花の植わっていないプランターや鉢、従業員やオーナーさんの私物が敷地内の至る所に無造作に放置されています。

                  かなり多くのホテルで良く見かけますので、一度確認してみてくださいね。

                  ゴミ(壊れたレンジやDVD・ソファー等を含む)を処分していない、敷地内が整備されていないホテルは儲かっていない所が多いですよ。

                  置いている人は、【ごみ】だという意識が無い事が多いですが・・・。

                  考え方としては、お客様に関係ない・喜ばない物は、置いておかないようにしましょう。

                   

                  二つ目は、「意味の無い看板ではないか」の確認をしましょう。

                  看板は、適切な看板ですか?

                  どんな看板がいいか考察されて作成してありますか?

                  ただ一言で《看板》と言ってもいろいろ注意しなければいけない事が沢山あるのですよ。見直ししてみてくださいね。

                   

                  三つ目は、「埃の無い清潔な客室を提供出来ているか」の確認をしましょう。

                  清掃終了後に、点検作業は出来ていますか? 《点検》という作業自体をやっていないホテルもあるかもしれませんね。

                  清掃後全てでなくても構わないので、1日に数室は必ず点検しましょう。(店舗責任者がやる)

                  これをやる事で、清掃スタッフのミスの癖も把握出来ますよ。

                  『うちは、お客さんが少ないから』と様々な無料サービスが盛んですが、まずは本来の商品である客室を磨き上げましょう。

                  因みに、年配の従業員さんを雇用されているホテルも多いかとは思いますが、視力検査されていますか? 老眼なのに、老眼鏡を恥ずかしいからとかけていないスタッフが殆どですので、注意が必要です。注意すると必ずと言っていい程『ポッケに持っていますから』と言い返されますが、納得してはいけません。持っているだけで、殆どが使用していません。

                   

                  四つ目は、「設置してあるにも関わらず故障のままの機器類が無いか」の確認をしましょう。

                  よく見かけるのが、故障している物に簡単に【故障中】などと貼紙を貼っているパターンですが、如何なものでしょうか?

                  見栄えもよくありません。

                  せっかく、大枚はたいて購入した備品・機器類が故障のまま設置されていませんか?

                  作動チェックやクリーニング等されていますか?

                  お客様は、客室にあるもの全てが使用できる物だと思っていますから、一つでも故障していれば腹立たしく感じてしまうでしょう。

                  十分に気をつけましょう。

                   

                  《お客様を減らさない努力を日々努力》をしていく事はとても重要です。

                  以前にも書きましたが、これは運営をする立場の人間がする仕事でもあります。(支配人・店長がやるべき事)

                  集金業務やシフト作り、給与計算、クレーム対応、会議資料、買い物、従業員への指示、売上目標計画、対比表、棚卸しなど等毎日忙しいでしょうが、きちんと休暇を戴いて世の中を見、自分も見、心も体も養い慈しむ事もお忘れなく。

                  24時間労働なんか駄目ですよ。法的にも健康的にも頭脳的にも悪い事しかありませんからね。

                  さあ、何が優先かの計画を建てて自分の幸せの為にも頑張りましょう。

                   

                  お付き合いありがとうございました。

                   

                  飯島由加里へのメールは、こちらまで・・・info-web@teidan.co.jp (飯島宛)


                  『支配人(店長)の権限と責任』

                  0
                     JUGEMテーマ:経営

                      こんにちは。花粉の時期到来ですね。みなさんは、大丈夫ですか?

                    この時期になると、何故か私は《苺狩り》へ行きたくなります。

                     

                    さて、今回は『支配人(店長)の権限と責任』についてお話させてください。

                     

                    ホテルによって呼び名は変わるでしょうが、どのホテルにも責任者がおられますよね。

                    このブログでは、便宜上≪店長さん≫と呼ぶ事にしますが、その店長さんの【権限】や【責任】はどうなっているでしょうか?

                     

                    経営者として、何でもかんでも全ての権限を店長さんに任せるわけにも行きませんよね。また、店長さんに、ホテルの現場で起きる一切の責任を負わせるという事にも無理があるでしょう。

                    「うちは、全部任せているから、責任も全部取ってもらうよ」と仰る方が居るかもしれませんが、法律的にも認められる事ではありません。

                    極端な話ですが、運営請負会社に運営を委託して家賃だけを払って貰っているのなら、その方はホテル業ではなく不動産賃貸業ですが、それでも運営責任が全く無くなったわけではありません。

                    貸し手は貸し手としての、所有者の管理責任があるのです。

                    まして、自分が雇っている従業員に全ての権限と責任を任せることなどは出来ません。

                    もし、店長さんが部下となる従業員に対して労働法に違反する行為を行っていたら実質的な支配者としての社長さんにも使用者責任が求められると考えた方がよいでしょう。

                    最近では、レジャーホテル業界にも《チェーン店》が増えました。

                    この場合でも、考え方は同様です。

                    各支店の店長さんが持つ権限は有限ですし、その責任は本人だけでなく統括責任者である上司や社長にもあるのです。

                    とは言っても、まだまだ他業種に比べ、会社(法人)とはいえ、多くが【家業】的なスタイルをとっているホテルさんが多いのではないでしょうか?

                    これからのホテル経営会社は一般企業のように、しっかりとした【組織】を持って「権限と責任」の所在を区分する必要があるでしょう。

                     

                    企業の組織としては【ピラミッド型組織】以外にも最近は【マトリックス組織・フラット組織・プロジェクト組織】など色々な形態があるようです。

                    皆さんの会社に合った【組織作り】をしっかり決めておくべきですが、どの組織形態にも長所と欠点が存在しますし、ホテル経営に向くとは限りません。

                    組織形態が複雑すぎて、理解が困難であれば、機能も出来ないからです。

                     

                    会社の組織と言えば、一般的にピラミッド型といわれています。

                    この組織形態は、社長を頂点にした三角形をした組織である事はご存知でしょう。

                    責任の所在がはっきりとすると言った利点もある一方で、現場からの情報が伝わりにくいとか、トップの方針も末端に下りていかないなどの欠点が指摘されています。

                    そのため、最近はややフラット型の特徴を持つマトリックス(格子型)組織が人気だそうですが、多くの製品を多方面で広範囲に販売するような会社には適していますがホテルには向かないでしょう。

                    ただし、何でもかんでもたった一人で頑張ってしまう社長さんは、組織ではありませんし、会社と言う意味も利点も薄れてしまいます。

                    ある程度の「権限委譲と責任の分散」は必要なのです。

                    これが出来ないと、発展の限界は小さなものになってしまいます会社は大きくなれません。

                     

                    さて、この「権限委譲と責任の分散」はどのように進めるべきなのでしょう。

                    先ず、社長さんは≪営業≫と≪運営≫を明確に区別して、担当者を決めることから始めましょう。

                     


                     もし、お願いする人が一人しか居ない場合には、運営の責任者となってもらいましょう。

                    運営のお仕事は「お客様を減らさない事」であり「売上を落とさない」ことであります。

                    「何故、売上が落ちるのか」については、前に「桶理論」としてお話しましたが【清掃】や【接客】【飲食】【設備】【清掃】などの要素に不備があるとか、箍の相当する従業員の管理や士気に問題が有るのかもしれません。

                    そして、社長もしくはもう一人の方には、営業について責任を持っていただきましょう。

                    営業のお仕事は「お客様を増やす事」であり「売上を上げる」ことです。

                    改装の時期や方向性を決めたり、料金体制の見直しをしたりするのもこの作業に含まれますし、何かの集客企画を立てる作業も含まれます。

                    例えば季節によって提供飲食に特徴を持たせるのも営業の作業に含まれるのです。

                     

                    ここで、気をつけなければならないのは「営業」と「運営」を混同し、同じ人が担当しないように心がける事です。

                    この二つを混同し、ごっちゃにするとホテルは上手く回りません。

                    私達コンサルタントの主な仕事も、主に二つか三つに分けて考えます。

                    「運営の上手く行っていない部分を補修する」ことを【リペア】とか【ドクター】などと呼び、主に清掃や接客・飲食・管理状態の不備を見つけ出して指導します。

                    また、「営業が上手く行っていない場合の指導」を【コーチ】とか【トレーナー】と呼んで、集客力向上のテクニックや企画を指導します。

                    一部では「経営」の責任者に「運営」と「営業」の分離やバランス取りなどについて指導する場合もあり、こちらは【マネジメント】と呼んでいます。

                     

                    作業の順序としては、ケースバイケースですが状態が重症であれば、「運営指導(リペア)」から始め、ついで「営業指導(コーチ)」そして、危機を脱した段階で「経営指導(マネジメント)」に進むのですが、多くの場合はある程度は同時進行となります。

                    弊社では、その現場を緊急事態と把握した時は担当者を分けて、改革速度を速める工夫をいたします。

                     


                     余談となりますが、店長さんは部下となるパートタイマーさんたちにも権限と責任を委譲しなければ忙しくて仕方がありませんが、どんな事を任せるべきでしょうか?

                    それは「誰がやっても、結果が変わらないこと」です。

                    「誰がやっても結果が変わらないこと」は、どんどん任せて権限を持たせましょう。

                    そして責任も取らせましょう。

                    ただし、逆に「する人によって結果の違うこと」は店長さんがやることだと思って下さい。

                    特に点検作業は任せないようにしましょう。

                    点検は責任者のお仕事です。


                     今日も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

                    ホテルオペレーションコンサルタントの飯島由加里でした。


                    桶理論

                    0
                      JUGEMテーマ:経営


                      こんにちは。ホテルオペレーションコンサルタントの飯島由加里です。

                      まだ、この実践講座も始めたばかりですから、今回もホテル経営と運営に必要な要素についてお話しを続けさせてくださいね。 

                      さて、今日はホテルのビジネス構造を形に表す『桶理論』をご紹介する事にします。

                      私は簡単に「OK理論」と覚えています。

                      皆さんは「なんだそれ?」という感じですよね?

                      実は、【桶】はホテルの要素をイメージするのに大変に向いているのです。

                      では恐れ入りますが、木の板を繋ぎ合わせた【桶】を思い浮かべてください。


                      例えば、こんな感じです。⇒

                      昔は、醤油や味噌・酒などもこれに入って店頭で売られていたそうですが、最近は殆ど見かけなくなりましたね。

                      〔桶理論〕では、ホテルのビジネス構造を、《桶》に例えます。

                      《桶》は元々、液体などを入れる容器なのですが、ホテルとして考える時には、お客様又は売上金の入れ物という事になります。

                      そして、桶の〔底板〕の広さは、ホテルの規模を表します。

                      ですから、その面積が大きければ、客室数が多いホテルということになり、反対に客室数の少ないホテルは、桶の〔底板〕が小さいと言う事になるのです。

                      また、桶の周りにある〔立て板〕は、【立地】や【接客】【飲食】【設備】【清掃】などの様々な要素を表し、その長さは状態の適切度を示す事となるのです。

                       

                      簡単に言ってしまうと「良い要素の板」の長さは長く、反対に「あまり適切でない要素」の板は短いということになってしまうのです。

                      もし、全然駄目だったら・・・とっても短くなると言う事です。

                      この要素は其々のホテルによって多少異なるでしょうが、前に挙げた要素の他にも【意匠】【温度】【振動】【臭気】【照度】などが含まれる事もあるでしょう。

                       

                      外側から、この〔立て板〕をしっかりと抑えているのが竹などで出来た〔箍〕(たが)と言う丸い締め具です。

                      〔箍〕は、〔立て板〕を締め上げ〔立て板〕の間に隙間が出来ないようにしています。

                      この〔箍〕の締め方は、従業員の作業技術や士気の高さ等も表しています。

                      最後になりましたが、下部には液体の〔注ぎ出し口〕が有り、ホテルで言えば経費の支払いに当たるでしょう。

                       

                      これで、ホテルの基本構造が樽の各部分に置き換えられました。ここからが肝心です。

                      ホテルを営業するという事は、毎日お客様を入れることですから《樽》に上から液体を注ぎ入れる事に相当します。

                      本来ならば液体に例えたお客様や売り上げは、一定期間が経過すると樽の上の方まで貯まり、やがては利益となって溢れるはずなのですが、何故か一向に貯まらないホテルもあります。

                      その原因は、お客様(売り上げ)が『漏れている』(逃げている)からです。

                       

                      例えば、どれかの〔立て板〕が短いのかもしれません。

                      もし他の〔立て板〕に比べて短い〔立て板〕が、桶の周囲に混じっていたらどうなる事でしょう。液体は、その一番短い板のある高さまでしか溜まらず、後はこぼれてしまいます。

                      言い換えれば、他の〔立て板〕がいくら長くても無駄になってしまいますね。

                       

                      また〔立て板〕の長さが十分であったとしても、安心は出来ません。

                      なぜなら、運営を表す〔箍〕が緩んでいたらどうなるでしょう。

                      せっかく十分な長さを持つ〔立て板〕でも、その間に隙間が出来てしまっていては液体を貯めておく事は出来ませんから、お客様も売り上げも板の間から漏れてしまいます。

                      ですから、従業員の指揮監督が緩んでいないかについても十分な注意が必要でしょう。

                      ですが、強く締めすぎてもいけません。板が割れてしまうからです。

                      これは、従業員が辞めてしまうことに当たるでしょう。

                       

                      そして、使っていない客室やせっかく清掃が済んでいるのに売らない部屋などがあれば、ホテルの規模を減らす事になり〔底板〕が狭くなってしまいます。

                      他にも注意するべきところに下部についている〔注ぎ出し口〕があります。

                      ここは経費の支払いに当たると申し上げましたが、この〔注ぎ出し口〕が緩んでいないか、無駄な経費が漏れていないかを、点検する必要があります。

                      いくら稼いでも、漏れていたのでは売り上げは溜まりませんよね。

                       

                      でも、問題はそれだけではないのです。

                      一度漏らして逃げてしまわれたお客様は、再度ご来店くださることは殆どありません。

                      ですから、一度も漏らさない様にしなければなりません。

                      そうしておかないと、段々と入ってくる液体(お客様)の総量が減って来てしまい『儲からないホテル』になってしまいます。

                       

                      私がコンサルをしているホテルさんは、これらを修正したのでご依頼当初から比較するとなんと売上が30%増しにまでに回復してきています。予想では、夏には53%増しまで行くと見込んでコンサルさせていただいております。

                      皆さんも頑張ってくださいね。

                       

                      本日も最後まで、お付き合いいただきまして本当にありがとうございました。

                      お相手は、ホテルオペレーションコンサルタントの飯島由加里でした。

                      飯島由加里へのご質問・ご依頼等のmailは、こちらへinfo-web@teidan.co.jp (飯島宛)まで


                      ホテルの防犯対策

                      0
                         JUGEMテーマ:経営

                        こんにちは、ホテルコンサルタントの飯島由加里です。

                         

                        みなさんもご存知のように、ここ数日の間に千葉県での連日強盗のニュースが飛び込んできています。深夜帯の勤務の従業員さんは、ドキドキでしょうね。

                        ただでさえ、深夜時間帯の勤務は嫌なものです。

                         

                        そこで、防犯対策について皆様に緊急紹介させていただきます。

                        先ず、これだけは押さえておいていただきたいのですが「事件は起きてからでは遅い」のです。

                        つまり、“事件を起こさない工夫”が必要なのです。

                        みなさんのホテルでは、どのような対策を講じていらっしゃいますか?

                        ホテルによっては、かなり大きな金庫を用意し現金を入れている所も少なくないでしょうが、それでは解決にはなりません。

                         

                        先ずは、〔狙われないホテル〕になる事です。

                        そのために有効なのは

                         

                        ①建物外部に、録画出来るカメラを設置し、録画中である事を示す。

                        ②建物外部に、赤色回転灯を設置し、ホテル内部の異常事態が解る様にする。

                         

                        この2点です。

                        これから強盗などの犯罪をしようとする者にとって、嫌な物は犯行を記録し逮捕に結びつける映像と、警察へ犯罪発生の通報を早める装置の存在です。

                        この2点があれば、大半の強盗は犯行を諦めてしまうでしょう。

                         

                        また、精算機から集金した現金を週に1〜2度、責任者が銀行へ振り込みにいく運営会社や経営者も多いでしょうが、この現金輸送も大変に危ない作業です。

                        大抵の場合は、振込みに行く時間帯も道順も決まっているはずですし、その事はきっと多くの人間の知るとことなるでしょう。

                        多くの現金を定期的に持ち歩く危険性は、非常に高いと言わなければなりません。

                        それに、集金と振込みに掛かる人件費を、皆さんは計算した事がありますか?

                        きちんと計算してみると、無駄な経費だと驚かれると思います。

                        これも当然な事なのですが、運営の責任者が本来の「売上を下げないように管理する仕事」をせずに、集金に時間を取られては本末転倒と言うべきでしょう。

                        この危険と無駄な経費を排除するには、次の2点が重要な要素です。

                         

                        ③売上金は、ホテルのスタッフが管理する事なく警備保障会社に集金や輸送を任せる。

                        ④客室精算機からの集金を止めて、コストも削減できる『フロント入金機』を使用する。

                        ⑤万が一の時の強盗や傷害を被った場合に対応できる、火災以外の保険をしっかり掛けておく。

                         

                        以上の①②③④⑤を全て準備しておく事をお薦め致します。

                         

                        飯島由加里へのmailは、info-web@teidan.co.jp (飯島宛)まで、お気軽にどうぞ。お名前は、忘れずに・・・

                        本日も、ありがとうございました。飯島由加里でした。

                        Check

                        | 1/2PAGES | >>

                        calendar

                        S M T W T F S
                            123
                        45678910
                        11121314151617
                        18192021222324
                        252627282930 
                        << September 2016 >>

                        selected entries

                        categories

                        archives

                        recommend

                        links

                        profile

                        search this site.

                        others

                        mobile

                        qrcode

                        powered

                        無料ブログ作成サービス JUGEM